よくあるご質問(FAQ)

ホットサンドメーカーが嵌らない

各種ホットサンドメーカー、マルチサンドパン等の商品の嵌め方手順は下記をご参照ください。
https://yoshikawa.official.ec/p/00005

サビが出た

ステンレス鋼は決してサビない鋼ではありません。しかしサビにくい鋼ではあります。
ステンレス鋼がサビにくいのは、表面に「不動態皮膜(ふどうたいひまく)」と呼ばれる薄い膜に覆われているからです。
この膜はステンレス鋼に含まれるクロムが空気中の酸素と結びついて生成される膜なので、空気に触れているだけで生成されるものなのですが、
ステンレス鋼が空気に触れることが出来ない状態(付着物等)や破壊される(塩分等)ことによってサビが発生します。

お手入れの際にはご注意頂き、水気を拭き取って収納下さい。

内面に白い付着物がついた

これは水に含まれるミネラル分(マグネシウム・カルシウム等)が付着したものです。
もともと水に含まれている成分ですので体に害を及ぼすものではありません。
水道水でも付着しますが、ミネラルウォーターは更にミネラル分が豊富なために付きやすくなります。
 
これを取り除くには、
・クエン酸(薬局にて販売 500g:約1,000円)を水に薄めたものを沸騰させてください。
(鍋・ケトル[やかん]に半分程度水を入れて、キャップ1杯程度のクエン酸を入れて下さい)

・水の量に対して10%程度のお酢を入れた水を沸騰させて下さい。
【目安量】
水を鍋・ケトル(やかん)の半分程度入れて、お酢の量は
16cm鍋 ・・・ 大さじ5杯
20cm鍋 ・・・ 大さじ10杯
2.5Lケトル ・・・ 大さじ8杯

・ポット洗浄剤を使用する。

上記のいずれかで取り除くことが出来ますので、その後、食器用洗剤で洗って乾かして下さい。

白い斑点が出た

これは、「孔食(こうしょく)」と呼ばれるサビの一種です。

この現象は、特に塩分の付着によって引き起こされる現象です。塩分を含んだ料理をされた後はよく洗って水気を拭き取って保管して下さい。
また、水道水の水質基準では衛生上、消毒・殺菌の為に塩素が含まれていますので、洗った後には水気を拭き取って保管して下さい。 
この白い斑点は取り除くことはできませんが、そのまま使用しても問題はありません。

茶色い斑点が出た

これは、「孔食(こうしょく)」と呼ばれるサビの一種です。
この茶色い斑点が進行すると、白い斑点(上項参照)となります。
お手入れの際にはご注意下さい。

内面が虹色に変色した

この現象は水の中に含まれる微量の鉄や銅などが水の蒸発によってステンレス鋼の表面に付着して虹色に見せている現象です。
水に含まれている成分ですので体に害を及ぼすものではありません。
 
これを取り除くには
・クエン酸(薬局にて販売 500g:約1,000円)を水に薄めたものを沸騰させてください。
(鍋・ケトル[やかん]に半分程度水を入れて、キャップ1杯程度のクエン酸を入れて下さい)

・水の量に対して10%程度のお酢を入れた水を沸騰させて下さい。
【目安量】
水を鍋・ケトル(やかん)の半分程度入れて、お酢の量は
16cm鍋 ・・・ 大さじ5杯
20cm鍋 ・・・ 大さじ10杯
2.5Lケトル ・・・ 大さじ8杯

・ポット洗浄剤を使用する。

上記のいずれかで取り除くことが出来ますので、その後、食器用洗剤で洗って乾かして下さい。

ガラス蓋が割れた

ガラスの破損の原因としまして、
 1)落とす等の衝撃
 2)熱いうちに水の中に浸ける等の急激な温度変化
 3)ガラスの耐熱温度を超えた熱が加わった場合
が考えられます。

特に3)については、ガラス蓋を本体からずらして火に掛けていた場合等に
縁の金属部が熱せられて割れるということがありますのでご注意下さい。

フッ素樹脂が剥がれた

フッ素樹脂が剥がれる原因としまして、
 1)フッ素樹脂が茶色く変色するくらいの高温で熱せられた場合
 2)金属ヘラや尖ったもので削られた場合
 3)ガラスの耐熱温度を超えた熱が加わった場合
が考えられます。

熱によって茶色く変色すると、フッ素樹脂はかなり劣化した状態であると言えます。
火力を中以下で抑えてご使用頂くことで皮膜を長持ちさせる事ができます。
しかしながら、半永久的なものではありません事をご理解頂きたいと思います。

鍋やケトルは食器洗浄・乾燥器に使えますか

ハンドル(取っ手・にぎり)やツマミ等にプラスチックを使用している製品は使用しないで下さい。
脱脂・乾燥によりプラスチックの劣化の原因となります。

プラスチックが焼けたような臭いがする

取っ手部分が焼けていないかを確認して下さい。
プラスチック部分にフクレがあったり、金属部が茶色く変色しているようですと、火力が強い証拠です。
鍋底からはみ出さない程度の火力でお使い下さい。

取っ手がグラグラする

取っ手部分が焼けていないかを確認して下さい。
 
焼けているようですと、樹脂が劣化した為のグラツキです。
鍋底からはみ出さない程度の火力でお使い下さい。
 
このような状態になっていないにも関わらず取っ手がグラつく場合は、ネジ式のものはネジを締めなおしてください。
ネジ式ではないものは使用を中止してください。

「鍋の中に料理を保存しないでください 」と書いてある理由は

一般的な鍋については、『家庭用品品質表示法』という法律に基づいて
「雑貨工業品品質表示規程」という規程があります。
その中で、鍋について表示する項目が規定されており、
「鍋の中に料理を保存しない旨」を表示するよう義務付けられています。
 
お客様の中には料理したものをそのまま鍋の中に入れておくという方もいらっしゃるとは思いますが、
弊社と致しましても、調理内容・塩分濃度などの違いから、鍋に料理を保存することはサビの原因にもなりますので
避けて頂きたいと考えております。

3層鋼の鍋の縁がサビた

弊社での3層鋼は鉄をステンレス鋼でサンドしたものを使用しております。
 
端面は鉄が露出した状態になっているので、このままの状態ではすぐにサビてしまいます。
その為に、縁の端面を内側に巻いて鉄が表面に露出しないようにしております。

通常の使用であれば、そこからサビが発生することはありませんが、

・鍋を水に浸け置きする
・洗った後に鍋を逆さにして保管する

このような状態にしますと、縁のスキマに水が入り、中間層の鉄がサビる事がありますので、
お手入れの際にはご注意下さい。

鉄のフライパンで食材がこびりつく

鉄のフライパンで食材がこびりつく一番の原因は油が馴染んでいない事です。
油を馴染ませる為には、


(1)使い始めの「焼き込み」作業を十分に行う。

この焼き込み作業を十分に行う事で、油を馴染ませる事が出来ます。鉄は加熱することによって、表面に酸化皮膜と呼ばれる薄い膜が生成されます。この膜は多孔質な膜の為、油はその孔に入り込み油が馴染みます。油は鉄そのものに馴染むのではなく、酸化皮膜内に馴染みます。
その為に酸化皮膜の生成が必要不可欠ですので、十分に焼き込み作業を行って下さい。


(2)毎回使用する前に「油返し」を行う。

フライパンから煙が出始めるまで余熱します。
煙が出過ぎている場合は加熱しすぎなので、一旦火を止めて下さい。
炒め料理よりも少し多めの油を引いてよく馴染ませて下さい。
余分な油はオイルポットに移し、必要な分の油を入れて調理を始めて下さい。

(3)使用後に食器用洗剤を使用しない。

使用後に食器用洗剤を使用しますと馴染んだ油が落ちてしまいます。
お湯につけてスポンジタワシ又は亀の子タワシで洗い、洗った後はよく乾燥させて、表面に油を塗って収納します。

以上の点に注意して下さい。
油がよく馴染んだフライパンの表面は手で触るとツルツルします(油を引いていない状態でも)。
この状態になるまで油馴染みをよくして頂くことでこびりつきにくいフライパンになります。